航空学生の試験

航空自衛隊の戦闘機をはじめとする航空機操縦者になる最も早いルートは、航空学生として採用されることです。

毎年3,000人以上の人が受験する試験、競争倍率は常に30倍以上を維持しています。

今回は、航空自衛隊で航空学生等の採用を直接担当していた経験をもとに、航空学生の採用試験では何を見ているのかについて、お話いたします。


航空学生とは

航空自衛隊の操縦士を専門に育成する課程に航空学生というものがあります。

高等学校を卒業して、受験時21歳未満の方が対象の課程です。

2年間の航空学生教育を受けた後、約3~4年間の操縦教育(フライトコース)を経て、航空自衛隊の第一線のパイロットになることができます。

航空学生はパイロットを育成する専門の課程ですので、他の職種になることは基本的にありません。

もちろん、途中で罷免されないことが前提です。

航空自衛隊のパイロットというと、ブルーインパルスが有名ですが、彼らも航空学生出身者が多数います。

戦闘機だけでなく、輸送機や救難機、空中給油機など、航空自衛隊の操縦士の70%以上が航空学生出身者です。

課程を順調に進むことができれば、必ずパイロットになれることから、入学試験はとても難しいと言われています。

私も航空学生出身者ですが、私の受験時で第1次試験は3600名以上が受験し、その中でパイロットとして勤務しているのは40名程度と、自分で言うのもなんですが、かなりの狭き門ともいえます。

ただ、航空学生として採用されたのは100名近くいますので、実質の競争倍率は35倍前後となります。

試験の内容

航空学生の試験は、航空自衛隊の場合第3次試験までの3回の試験に分かれています。

もちろん、第1次試験を通過しないと第2次試験はありません。

試験内容は以下の通りです。

  • 第1次試験 : 筆記試験と適性検査
  • 第2次試験 : 身体検査と面接
  • 第3次試験 : 操縦適性検査と面接

さて、私にいただく質問に「航空学生の学科試験はとても難しいですよね?」というものがあります。

答えとしては「NO」です。

私は、航空自衛隊在隊時に山口県防府市にある防府北基地に10年以上勤務しておりました。

その間、航空学生採用試験に携わり、面接はもちろん第3次試験の操縦適性検査も担当していました。

その中で、各次の試験の通過人数やその特徴を得ることができました。

そこから得られる情報として、「航空学生の学科試験は決して難しいものではない。」ということが分かりました。

航空自衛隊の操縦士として必要な能力とは

よく「パイロットは頭が良いですね。」と言われます。が、これは「はい」ともいえるし「いいえ」ともいえます。

実際に数学が苦手な人や、物理が全くだめな人も航空学生にはいます。

では、何が合否を分けているのでしょうか。

実は「適性検査」と「面接」、そして最後に行われる「操縦適性」の3つなのです。

学科試験は普通と言われる成績があれば、十分に突破できるのです。しかも公表されていませんが、試験範囲というものが存在します。

第1次試験を突破できるかどうかは、「筆記試験で普通以上の成績を収める」ことと「適性検査で高得点を確保すること」の2点が重要になってくるのです。

これは、航空自衛隊の操縦教育の特殊性があります。

自衛隊は国家公務員ですから、給料はもちろん、学生といえどもその教育にかかる費用はすべて国民の税金です。

一般的に、F-15Jの操縦士を育成するのに、約4.5億円かかると言われていますが、それはすべて税金なのです。

ですから、教育に無駄は許されない。言い方を変えれば「成績が悪い人は即座に罷免される。」ということです。

飛行時間も決まっているため、調子が悪いとしても、補習などはありません。常に一発勝負です。

ということは、「ある程度パイロットとしての能力(これを資質と言っています。)をもつ」人でないと、生き残ることができない。といえます。

資質を持っているか?これが、航空学生採用試験で見る最も大きな要素なのです。

資質は持って生まれた能力なのか

資質は持って生まれた能力ととらえられがちです。これは私もそのように感じます。

でも、私が操縦教育を担当した学生の一人として、M学生という方がいます。

彼は、正直言えばそれほど高い資質はありませんでした。

でも、本人の努力と適切な教育によって、F-15J操縦士、イーグルドライバーとして部隊配置され、その後、ブルーインパルスの操縦者としてデビューを果たしています。

私の持論として

「資質は持って生まれた能力だけど、それは向上させることができ、さらに自己の努力によって足りない資質はカバーできる。」

というものがあります。

もちろん、教育できる時間は限られていますし、常に一発勝負です。

でも、これから受験しようとする方は時間があるのです。

今のこの時間を活用して、自分の「パイロットに必要な資質」を向上させる。

これが最終的にパイロットになるために必要な事であり、ひいては「航空学生選抜試験に合格する。」こつだと思っています。


必要な資質とは

さて、結局の所「パイロットに必要な資質」とは何か?という核心にはふれていませんね。

航空機の操縦能力であったり、基本的な知識であったり、強靱な精神力や体力であったりと、パイロットになる本には書かれています。

でも、空飛ぶたぬきはそんな風には考えていません。

全ての能力は後天的に付与できると思っているからです。

もちろん、不足している部分については、かなりの努力を要するでしょうが、出来ないことでは無いのです。

結論としては、「誰でもパイロットになれる」なんです。(身体的不適はどうしてもあり得ますが)

私が、戦闘機操縦士・・・だけでなく、パイロットとして生きていけるかどうかと見極めるとき、あることに注目します。

「この受験生は、与えられることに慣れていないだろうか?」

現在の世の中は、自分で調べようと思えばいくらでも調べて、勉強することが出来ますが、自分でやろうとしないと出来ません。

人に聞いた方が早い。楽だ。という考えは、そのまま「与えられることに慣れる」ことだと思っています。

パイロットは「自ら進んで」何事も行う力と精神が必須です。

今できることを今行ってますか?それとも明日?また後で?そしてそれは「自力で」やってますか?

パイロットを目指す皆さん。

少し、胸に手を当てて、今までの自分を見つめ直してみるのも良いかもしれません。

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64 件のコメント

  1. 大空飛坊says: 返信

    はじめまして。
    先日、航空学生の二次試験に航空要員で合格しました。そこで質問です。三次試験では空自と海自では試験内容が違うようですが、海自を第二希望にした人は三次試験で空自が不合格だった場合に海自の方へは流れないのでしょうか。

    • 空自から海自に変更されるタイミングは私もわからないのです。
      私が試験官をしていた頃と採用条件が変わっているみたいで。

  2. 夢はライトニング2ドライバーsays: 返信

    昨日、航空学生航空要員の二次試験合格発表があり、無事合格しました。まあ合格する自信はありました。
     今度防府北基地で三次試験ですが、何か対策はありますでしょうか?
     とりあえず毎日勉強と、交互に筋トレとジョグは続けています。
     車酔い・船酔いはしたことがありません。

  3. さとうsays: 返信

    はじめまして。
    航空学生海上要員を受験した者です。
    視野の測定で、耳上53°の基準を右50°左46°と下回ってしまいました。他の視野の基準は全て満たしていました。これでも不合格になりますか?

    • 身体検査基準は、「最低ライン」を明示している物なので、その基準を下回っていると・・・
      あとは、検査官や評定官次第と言うところかと思います。

  4. 夢はライトニング2ドライバーsays: 返信

    本日芦屋基地で航学二次試験を受験しました。
    航空身体検査の各項目で、再検査をする人が多数いる中私は再検査は一度もありませんでした。
    問題なかったと考えて良いでしょうか?
    副鼻腔炎施術完治の診断書を提出したら、問診票に赤字で完治と医官が書いてくれました。これも問題なしと考えて良いでしょうか?
     面接で「防大と航学どちらに行きたいか」と質問され、「正直悩んでいます、どちらかには必ず行きたいです。」と答えたのですが、まずかったでしょうか?

    • まず、再検査ですが
      人の身体は、正常であっても時によっては異常な値を出すことがあります。
      このため、一度異常な値が出た場合は、再度検査を行います。これが再検査です。
      再検査を行っても、そこで正常値が出ていれば試験には問題ありません。
      完治の記述ですが
      完治していれば、身体検査基準としては合格です。
      面接ですが
      これは難しいですね。
      理想は「航空学生以外考えていません!!」になります。
      ただ、正直に答えていることは評価に該当します。

  5. こうたsays: 返信

    2次試験の身体検査では、基準値をギリギリ上回ったようなものがあれば、それは合否に不利になったりしますか?
    ちなみに深視力が20mm以下ならセーフと書いてありましたが、自分は17mmでギリギリでした。

    • 身体検査の基本は「基準値以内であれば合格」です。
      ぎりぎりであっても、基準値を満たしていれば問題ありません。
      深視力検査にて20mm以下が基準で、17mmであれば合格になります。
      その点では安心して良いと思います。

      • こうたsays: 返信

        ありがとうございます!

  6. パイロットになりたい!says: 返信

    こんにちは!
    今日二次試験で身体検査してきた者です。
    身体検査の視力の項目に斜視? をはかるものがありますがそこで外斜視と言われてしまいました。
    そこで外斜視は基本的にアウトなんでしょうか?
    大丈夫かダメなのかでひどく考えてしまいます。。
    もしよかったら教えてくれませんか

    • 航空身体検査については、以下のページに詳細があります。
      https://e-flight.jp/archives/1372

      このページの「10-4 両眼視機能」に不適合状態として「斜視」があります。
      ただし、4-3の記述にあるとおり、プリズム眼鏡を使用して、他の検査に問題が無ければ合格ですので、総合的に判断されると思います。

      • パイロットになりたい!says: 返信

        お返事ありがとうございます
        そうなんですか…少し安心しました!
        あともう少し詳しいこと聞きたいんですが斜視のところで再検査前は右1.0 左1.0 だったのですが再検査後に右1.0 左0.0になりました。
        これはなにを意味するのですか?

        • 単純に、検査結果に疑義があったので、再検査したというものです。
          これは、検査官側の話ですので、あまり気にする必要はないと思います。

          • パイロットになりたい!says:

            航空学生2次試験合格しました!
            いろいろ親切に不安に思っていたことに答えていただき本当に感謝しています!
            ありがとうございます!!
            しかしまた何度も聞いて申し訳ないのですが、三次試験についてどのような人物が採用されるか、また不採用になる要因を教えていただければ幸いです。

          • おめでとうございます^^
            不採用の要因についてですが、これは試験内容に関わりますのでお答えできないのです・・・

  7. なつsays: 返信

    航空学生二次試験受ける友人がいるんですが、身長が155なんです。
    身長はやはり158以上でなければならないでしょうか?

    • このあたりは、厳密に測定されるかどうか・・
      大きな声では言いませんが、1cm程度であれば合格することがあります
      ただ、身長が低いと苦労も多いと言うことは言っておきます
      私は162cmですが、特にF-15に進んでから苦労しました。

  8. よもsays: 返信

    航空学生の一次試験を航空要員で突破したものです。(女子です)
    1次試験、2次試験、3次試験のそれぞれの倍率をおしえていただけないでしょうか。

    • 倍率は公式発表はされていないかと思います。
      というのも、第1次、第2次は「合格ラインに達していれば」合格なのです。
      ただし、航空自衛隊の第2次については、第3次試験の受験者数に限りがありますのである程度は制限されています。
      1年度に、第3次試験は4回催され、防府と静浜の2カ所、1回約20名前後ですので、20×2×4で160名前後が第3次試験を受験するとお考え下さい。
      なお、毎年約3500名前後が受験し、最終合格者数は約100名です。
      ご参考までに。

      • よもsays: 返信

        返信ありがとうございます!!
        無事昨日身体検査を終えてきました!
        あと1つお聞きしたいのですが、身長が1.5cmと最高血圧が14ほど足りませんでした。この場合は諦めたほうがいいのでしょうか??

          • よもsays:

            微妙ですよね
            自衛官候補生の身体検査では158cmあったので、計り直してくださいと言ったら、わかりましたと言われたのですが、計り直してもらえませんでした...

  9. しょうごsays: 返信

    はじめまして。
    自分は今高1で、空自航空学生と防大を目指しています。
    第1志望は航空学生なのですが、自分は文系なのです。
    文系でも受験は問題ないのでしょうか。
    一応、進学校に通っているので受験に必要な科目はすべて習えます。
    防大は文系専攻でもその後パイロットになれる道があるのかも知っていれば教えていただけるとありがたいです。
    あと、よく航空学生受かりたいなら戦闘機系のシュミレーターゲームをやればいいと聞きますが、受験に役に立つのでしょうか?

    • 文系でも特に問題はありませんよ。
      実際にパイロットでも文系出身者は多数おります。
      防衛大学校も同様で、理系である必要はありません。
      受験に際してですが、シミュレーター系のゲームは逆にオススメしません。
      これは変な癖がつくからですが、きちんと基礎を教えてくれる環境であれば、シミュレーターは有効な学習になります。

  10. 夢はライトニング2ドライバーsays: 返信

    一次試験空自要員で合格しました。
    二次試験が芦屋基地で行われます。
    副鼻腔炎だったのですが、2年前に手術をして医者から完治したと言われています。
    完治の診断書を提出すれば問題ないでしょうか?

    • 完治していれば大丈夫ですよ。
      2年前ですので、聞かれる可能性は低いのですが、既往歴を記入することがありますので、医師にきかれたときのために診断書はあった方が良いと思います。

  11. TAIKINGsays: 返信

    私は現役高校生で、航空学生 海上要員の一次試験に合格しました。航空要員を第一希望にしていたのですが、海上要員にスライドしていました。これは今後の2次、3次の選考の時、最初から海上要員を希望していた人より不利になりますか? また、私は二週間前に身体検査を受けたのですが肺活量3700cc、視力は裸眼0.6 矯正視力1.3、アレルギーなどなったこともありません。これほどあれば身体検査は問題ありませんか?そして、面接試験に備えておくことはありますか?長々とすみません。御回答宜しくお願いします。

    • 航空希望から、海上要員に変わっていたのですね。
      結論から言うと、特に不利になると言うことはありません。
      ただし、面接等で「不服ですか?」という質問がある可能性が高いので、しっかりと自分の考えを述べる必要があります。
      身体検査については、以下のページを参考にしてみて下さい。
      https://e-flight.jp/become/medical

  12. ペンギンsays: 返信

    今日は。息子が航空学生一次合格しました。その前に一般の二次試験で身体検査を受けましたが、右の視力が眼鏡かけて0.8でした。その前に眼科で測って貰ったときは1.2と言われたので本人もショック受けてました。空自で官制をしている兄は身体検査は割といい加減よと言ってましたが実際不安です。虫歯も歯医者で治療して検査を受けましたが未処理二本と書かれたそうです。二次試験まで時間があまり有りませんがとにかく明るい安村病院を受診してみようと思ってますがやはり不安です。一次の適性検査が難しくて凹んでいたので正直一次合格は驚きでした。せっかくの機械ですので親としては出来ることはしてあげたいと思ってます!

    • ペンギンさま、ご子息の第1次試験合格おめでとうございます。
      そうですね、視力低下はご心配のことと思います。
      ただ、視力というのは「一時的に低下しても回復する」ものでもあります。
      日常生活に気をつけて、もし良ければ「空飛ぶたぬきの視力回復」法などお試しになってはいかがでしょうか。
      こちらに
      空飛ぶたぬきの航空よもやま話第13話「視力の回復方法と視機能の原理」/https://www.youtube.com/watch?v=MAm5zUWJNLk
      毎日続ければ視力はある程度回復すると思っています。(過去例あり)
      是非、第2次試験も突破できること祈念しております。

      • ペンギンsays: 返信

        有難うございます‼早速試してみます!!

  13. 夢はライトニング2ドライバーsays: 返信

    回答ありがとうございました。
     また疑問が生じたら質問させてください。

  14. 赤いイルカの母says: 返信

    初めまして。
    息子が一般大卒で飛行要員になりました。現在芦屋で訓練中です。まだまだ卵から孵化もしていない状況ですが、順調に行って一人前にまでにはどれほどかかるのでしょうか?
    航空学生さんよりも年齢がかなり上なこと、実際に飛行できる年数はかなり少ないと聞いております。
    大卒飛行要員の情報は空自のHPくらい、本人何も言わないので状況が分かりません。たぬき先生のページがほとんど唯一の情報源なのです。

    • 通常、フライトコースの訓練期間は約2年間です。
      一般大学や防衛大学校卒業の場合は、1年間の幹部候補生学校を経てから、フライトコース入りしますので、合計で約3年です。
      ただ、これは操縦士として資格取得および部隊配置までの期間であって、パイロットとして一人前になるCR操縦者(Combat Ready)になるにはさらに1年弱を要します。
      フライトコースは非常に厳しく、自らのメンタルや技量、知識面でも厳しい世界です。
      色々とご不明な点が多く、ご心配かと思いますが、ゆっくり見守ってあげて欲しいと思います。

      • 赤いイルカの母says: 返信

        まだまだ長く厳しい訓練が続くようですね。内外ともに不穏な情勢が続き、これからどうなるのか心配はつきません。身体に気を付けて頑張ってほしい、と祈るだけです。暖かいお言葉、ありがとうございました。

  15. とうきょうsays: 返信

    先日航空学生の一次試験を受けた者です。
    国数英のマーク、選択科目、英数の記述、適性検査の全体的な配点や比率など教えて頂けたら幸いです。

    • 申し訳ありません。
      具体的な試験の配点等については、「注意(人事)」に該当するため、お答えすることが出来ません。
      お許し下さい。

      • とうきょうsays: 返信

        分かりました。
        返信ありがとうございました。

  16. 夢はライトニング2ドライバーsays: 返信

     最後にもう一つ質問をさせて下さい。
     二次試験で「性格検査」がありますが、どのような性格に適性が有るのでしょうか?
     私は前に出る性格ではなく、大人しく冷静に人を観察するタイプです。

    • どの性格が向いているというのは難しい質問ですね
      実際に戦闘機や輸送機操縦者になった方を見ても、その性格はバラバラです
      性格検査の目的は「極端にゆがんだ方向性を持っていないこと」「嘘をつかないこと」の2点が重視されていると思っています。

  17. まつもと けいこsays: 返信

    ありがとうございます。Gがかかるからとかで抜いたみたいで、生え方も斜に生えかけてたのかもですね。課業中痛みがでても困りますね。親バカで心配がたえません。

  18. まつもと けいこsays: 返信

    今年度の航空学生の試験が始まりましたね!ついこの間のように感じますが、入隊前に虫歯ではないのですが、親知らずは抜いた方がとのことで抜きましたが、その方がよいのでしょうか?もう片方が残っているのですが。

    • 親知らずは、最終的に生えてくるかどうかが分からない歯牙です。
      生えてくる過程で、他の歯に当たったり、歯茎を損傷したり、虫歯になったり・・というマイナス要素が出るかどうかは、人それぞれです。
      今現在で異常が無いのであれば、無理に抜く必要はありません。
      ただ、学生課程中に親知らずの治療となると・・・結構面倒くさいかもです。

  19. 夢はライトニング2ドライバーsays: 返信

     航空学生合格の実績を引っ提げていれば、防衛大に行っても飛行要員になれる可能性は大ですか?
     逆に航空学生に落ちていれば、防衛大で飛行要員になれる可能性はありませんか?

    • ご質問ありがとうございます。
      航空学生の合格→防衛大学校航空要員
      航空学生の不合格→防衛大学校航空要員
      どちらの場合も、ほとんど考慮されないと考えて良いと思います。
      というのは、試験の作成、判定、通知は、それぞれ別の部門が担当しており、唯一共通するのは、飛行適性検査(第三次試験)だけなのです。
      しかも、第三次試験は、過去に受験していると、2回目以降は減点されますので、好成績を残さないと合格を取得するのは困難です。
      航空学生合格していたけど、防衛大学に進んで、結果飛行要員になれなかった人は普通にいるのです。

      • 夢はライトニング2ドライバーsays: 返信

         ご返事ありがとうございました。
         18日に航空学生一次試験を受けたのですが、学科はとても簡単で落ちることはないと思います。
         適性検査も、自分としては出来ている自信はあります。
         航空身体検査を、国交省指定の病院で事前に受けたのですが問題ありませんでした。
         ただ、視力が現在0.1、矯正視力が1.0と合格範囲ギリギリです。
         合格入校して数年後に視力が規定より落ちた場合は、その時点でコースアウトになるのでしょうか?

        • 入隊後に身体検査基準を下回った場合は、ある程度の経過措置をとられます。
          期間をおいても回復の見込みがない場合は、操縦士として勤務することは出来ません。
          課程学生の場合は、罷免されます。
          あくまでも、第1種航空身体検査の基準を満たし続ける必要があります。

  20. シモンsays: 返信

    来年海上自衛隊航空学生受けようと思っています。
    適性検査とはどのような事が行われるのでしょうか?出来れば詳しく教えて下さると嬉しいです。

    • シモン様ご質問ありがとうございます。
      試験の内容になるので、詳細はお話できないのです・・・ゴメンナサイ< (_ _)>

  21. けいたsays: 返信

    操縦適性検査は操縦の仕方を勉強しておかなければならないのですか?自分で操縦するんですよね(初めてなのに)。 もう一つなんですけど、大学を卒業してから航空学生にはなれないんですか?こんな質問してすみませんよく分からなかったので

  22. さくらsays: 返信

    すみません、今年航空学生と一般曹候補生、自衛官候補生を受けるのですが一般曹候補生と自衛官候補生は陸上自衛隊を受けようと思っています。この場合、面接のときになぜ航空自衛隊を受けないのか聞かれることがありますか?航空学生をついでに受けていると思われそうでとても不安です。

    • 航空学生は空自、一般と候補生は陸自なのですね。
      この辺りは、個人の考え方が優先される事項ですから、気にしなくても良いと思います。
      言い換えると、「なぜ、そのように受験するか」ということをきちんと決めていれば問題ありません。
      その考えがしっかりしていれば「ついで」とは思われないでしょう。
      ただ、パイロットになりたいのであれば、陸自に進んだときに「ヘリパイになりたいのか」聞かれる可能性はあります。
      ご自身が「何になりたいのか(どんな職種につきたいのか)」をしっかり考えておくことが何より大事だと思います。
      頑張って下さいね^^

  23. 今年受けますsays: 返信

    そこまで学科試験の点数が高くなくても合格することはできると思いますか?

    • 「そこまで高くなくても・・」という表現が非常に難しいのですが、第一次試験は学科試験よりも適性試験に重きが置かれているのは確かです。
      ただ、毎年3,000人以上が受験しますので、学科成績が低いと、適性試験の結果を反映する前にふるいにかけられる可能性は高いです。
      少なくとも、3,000人のうち上位500人程度には入っておく必要はあると思います。

  24. 自衛官志望says: 返信

    今年、航空学生と防大を受験しようと思っていたので参考になりました
    自分は文系なので心配でしたが少し安心しました!

    余談ですがblogのサブタイトル「空を楽しく」するため…ではないでしょうか??
    間違っていたらすいません笑

    • 自衛隊の試験は、文系、理系どちらであっても受験可能ですし、合格判定は左右されることはありませんので、頑張って下さいね^^
      ご指摘ありがとうございます。修正いたします。

  25. まつもと けいこsays: 返信

    ありがとうございます。本当にその通りですよね、航空学生合格も大きな山でしたが、まだまだ大きな山が待ってます。毎日空を見上げながら防府基地にエールを送ってます。これからの空飛ぶたぬきさんの航学記事楽しみにしています。

  26. まつもと けいこsays: 返信

    毎日「航空学生」と検索し新しい情報を収集している、航空学生学生の親です。すでに何人か辞められた方がいますが、卒業までにはだいたい何人ぐらい残るのでしょうか?

    • ご質問ありがとうございます。
      航空学生課程は二年間あり、その後フライトコースが3年~4年程度あります。
      航空学生課程だけに限ると、60~70名の入学者に対して、1,2名が辞めていきます。
      ただ、これは成績不良による罷免ではなく、自己都合による退職(辛くて辞める)です。
      フライトコースになると、自己都合はほとんどなく、全て成績不良による罷免です。
      こちらは、10~15%位になります。
      教育する側もできる限りのことをするのですが、やはり税金で訓練をしている以上、ある一定の補習が限界で仕方なく罷免する形です。
      ご子息(ご息女)が航空学生とのこと、色々とご心配かもしれませんが、「精神的・肉体的」に厳しいことを要求される課程です。
      電話等の連絡も少なく、非常に心配かとは思いますが、ご子息の気合いと根性と精神力を信じてあげてください。
      また、いつでもご相談下さい。

  27. 朝倉圭一says: 返信

    パイロットとしての資質、というお話でしたが、その内容を具体的にお聞きしたいです。
    反射神経、各種視力、持久力…それらの混合であればその割合をお聞かせ下さい。
    航空学生を受験する身であれば、パイロットに成れるか否かは人生の大きな岐路であろうかと思います。
    受験前に、それらの資質を向上させる方法があるとお考えならば、併せてお聞きしたいです。

    • 資質というのは、「持って生まれたもの」と捉えられがちです。
      実際に資質をもっているというのは天性のものと考えられていますね。
      ただ、パイロットとして生きてきた今までを振り返ると、後天的に付与できる部分もあるのかなと感じています。
      どこをどうすれば・・というのは気になるとは思いますが、資質を見て採用不採用を決定する試験等がありますので、オープンにすべきではないと思っております。
      ご了承いただきたく存じます。

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